象嵌に挑戦
陶芸初心者の私ですが、ちょっと難易度の高い象嵌に挑戦しました。ベースとなる粘土にヘラや凸印を使って窪みを作り、そこにベースと異なる色の粘土を嵌めて模様を形成します。筆で描くより素朴で力強い感じになるそうです。今回はアジアン風のこんな模様を選びました。
凸印の素材は、耐久性と費用を考えて篆刻用の石材(百円~五百円程度)にしました。近くのホームセンターで篆刻セット(5千円也)も一緒に調達できました。
後は、模様を鉛筆で適当に描き、彫刻刀でひたすら彫るだけです。細い線のパターンのところは細心の注意を払います。1時間くらいで完成ですが、手首が腱鞘炎気味になり、神経を磨り減らす大変な作業です。
鉢形のベースにこの凸印を押し付けて凹ませ、そこに白化粧土を嵌め込むとこんな作品に仕上がりました。
象嵌模様は輪郭が多少崩れ気味ですが、風情があって気に入ってます。